an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

落語

市馬がゆく14

行ってきたよ、名古屋。 ぬかりなく寿がきや白ラーメン&生中をキメての中電ホール。もうダンジョン梅田よりわかるかもしれない名古屋中心部。風は少々冷たかったがココロは熱い。 市馬師匠、すごく声がいい。うっとり。江戸前落語はやっぱりいい。日本の宝…

2024初高座

・・・となりました。 桃月庵白酒独演会。ふふふ、お名前がめでたい感じで正月にぴったり。 寄席では20日までが正月興行らしいです。 端正な古典落語の中に現代的な味付けもあってとてもすてきでした。 私などはまだまだ新参者なのでアレですが、噺によって「古…

市馬がゆく!

行ってきました、名古屋。もはや名古屋に「通っている」と言ってもよい。 (江戸前の師匠方はみな名古屋から上方を通り越して一気に福岡へ行ってしまうの・・・) いやはや、ひとまずのコロナ鎮静をみて京都なんぞは人があふれかえっておるわけですが、名古屋も…

割烹旅館 亀屋

大阪は高槻市に「亀屋寄席」というところがありまして、古式ゆかしいお料理旅館(夜はきっとおばけが出るよ。←おい・・・)の中に設えた寄席なのですが、どうやら女将が自ら企画して定期的にご贔屓の噺家を呼び寄せておられるらしいのです。 白髪ワンピース姿の…

師弟揃い踏み

この師匠方を一気に観れるというのだから見逃せない。ましてめでたい真打襲名披露だ。口上なんて聞くの初めて。ときめくわ。 都会なだけでどうにもつまらんところだと常々思っていたのですが、師匠方からは「芸事の盛んな土地」というお言葉が。そうだったの…

柳家喬太郎独演会

行ったー。幸せな連休初日。 もうすっかり安心してリラックスしてふふふと笑える師匠の高座。仲間内ネタやモノマネもおかしい。まもなく還暦になられるそうですが、「そういうと周りがざわつくんです。72歳だと思われてて・・・」ってのがおかしかった。豊かな…

笑福亭たま独演会!

行ってきた! 「京大出の優男、だけどしゃべると桂小枝」でおなじみのたま師匠。 粗忽者にツッコむ口調が駄々っ子みたいでカワイイの。 しかもムラサキとか深紅の着物をサラッと着こなしますね。いいと思います。 マクラの「(会場で)ケータイ鳴る問題」お…

落語三銃師

行ってきた! これは豪華メンバー、見逃せぬ!・・・と思ったが、思いのほか客席はさびしかったのだった。あれれ? 聞けば岐阜、福井と回って京都が千秋楽。京都でこれでは、いや~、なかなかしんどかったろうに・・・(師匠がたの懐具合が気になるお年頃なワタク…

2022 古今亭文菊独演会

前々から楽しみにしてました、独演会。 もうほんとに東京の噺家さんは関西には全然お越しにならないのでこっちが行くしかない。いやいいんですのよ、近いもんです名古屋なんて。今回はひとつ、寿がきやのラーメンでも食ってみましょうかね・・・なんてうきうき…

2022、春爛漫

今年は寒い冬でしたが、季節はちゃんと花を咲かせにめぐってきますね。京都の桜を一目、という方も多いのでしょうか。葉桜なれど御所界隈には人出もあったようです。そして一之輔師匠の昼の部、ほぼ満員。すごい人気です。 はぁ・・・今回も楽しかったな。 ボン…

喬太郎師匠!

行ってきた! チケット取り逃しに再チャレンジしていたらなんと3列目のど真ん中をゲット!今までのライブ人生(長いよ~)で最良の席だわ・・・もうすぐ死ぬのかしら・・・(西村賢太の急逝にビビっている。50代は油断したら死ぬ・・・) などと言っている場合ではな…

お久しぶりの・・・

たま師匠。待ってたよ! 繫昌亭にはしょっちゅう出ていらっしゃるようだが遠いんだよなー、あそこ。 落語を配信で聴くのもなんだし・・・と悶々としていたらやっと会えた。 テンション高い~。ウレシイ~。相変わらず優男と思えぬ芸風やな。 そしてたま師匠の新…

お久しぶりです!

コロナ禍の影響をモロに受けて2回くらい見送りになったかな・・・ 毎年桜とともに京都にやってくる一之輔師匠、今回は紅葉とともに。 いや~、ツイッターで「誰か帯を・・・」というのは私も見たけどガチだったのか。 誰か持っていってやってよ!(・・・と全員思った…

春風亭一朝・古今亭文菊二人会

行ってしまったわ・・・緊急事態宣言下、よりによって名古屋のど真ん中へ。 東京行の新幹線は土曜なのにガラガラ、毎回どこも行列の名古屋駅地下食堂街もひっそり(並ばずして人気の鮪の唐揚げ食べられたー)。本当に大変なことになっているなと思うと同時に「…

柳家喬太郎独演会

京都は非常事態宣言下だったわけだけれども!決行!すばらしい! 師匠、最初はお疲れかな、と思いきやサスガでした。すっごくおもしろかった。 お弟子さん(取らないんだっけ)がいないから前座なしでザブトンも自分でひっくり返すのね。 春風亭正太郎師匠も…

市馬がゆく!

名古屋、ちょっぴり怯みながら行ってきました。はは。 いやあ~、市馬師匠すっばらしかった。 前座二人もまあまあだったのですが(上から・・・)、気は正直なものでちょっと油断すると眠くなんの(笑)。 それが師匠だともうぐいぐい江戸へ連れ込まれますのよ…

最高の二人会

いや~もう本当にすばらしかったですね。 落語のなにがどうすばらしいかというのは伝えるのが難しくて、「では次回ご一緒に」と言うほかない。 今回のお二人の噺に江戸の景色が、ビジュアルが浮かびましたよ、ええ。 文菊師匠はさらに色気と凄みが増しており…

笑福亭たま独演会

京都文化博物館。たま師匠も言ってたけど、和室って距離感が絶妙でなんとなく盛り上がる感じがあるなー。 今回も内輪話がたいへんおもしろかった。 噺家ってわりに早く亡くなられる方がいるらしくって(昔はやっぱりなー、あれこれ不摂生がたたってなー)、…

柳家三三 ニッポンあちらこちら2019

行ってきました!勤労感謝の日に!大津市民会館! いやー、ホント回ってるねー、日本全国を。そしてパンケーキを。 当日はすばらしい好天で、琵琶湖にのんびり浮かぶヨットや水鳥や、時折七色に発色する噴水的なものを眺めてたいへん爽やかな気持ちで高座に…

2019秋-東京その①

田舎者の都会好き。またまたやってきました、東京へ。 ぷらっとこだまの3時間半は、うたたねするかキンドルでマンガ読むかボンヤリ外を眺めるかのわたくしですが、最近の若い人はちっともじっとしてないね。始終カバンをゴソゴソし、イヤフォンを装着し、ス…

笑福亭福笑・たま親子会

行ってきた!幸せな連休最終日! 福笑師匠は初めてで楽しみだったのですが、いや~、期待を裏切らないですねえ。 はっちゃけたドタバタ新作落語も楽しかったが、今回は『代書屋』やな~。とりすました代書屋と阿呆な男とのやり取りの妙がたまらん可笑しさで…

扇辰・喬太郎二人会

昨年は7月、大雨で行けなかったのでした。今回は無事駆けつけましたよ。 同期で人気者のお二人、会場は満員御礼。私は扇辰師匠が初めてでわくわく。 いやいや、お二人ともさすがの余裕で笑いたっぷり、そして貫禄たっぷりでした。 扇辰師匠はたしかにダンデ…

五街道雲助を聴く会

行ってきたよ。 なんば千日亭は繁華街のド真ん中、こじんまりしていい感じ。・・・ってゆーか、彼を呼ぶにはちと狭いのでは!?(畳席で思うように足がのばせず、痺れで人知れず悶絶していたのであった。クーラーも寒かったし・・・) ともあれ、いぶし銀の江戸落…

柳亭市馬

Eテレにて「掛け取り」。 予想はしていたが最高じゃないか、この人。

京都・御所西・講談の会

行ってきました。 今大人気だそうですが、ありがたくも5列目の席での鑑賞。 いや~、今日の京都は冷えましたが、なんとも熱い舞台でございました。 飄々、軽妙な落語に比べ、なんとドラマティックなのでしょう講談。 息もつかせぬ語りが圧巻でした。 ・・・メガ…

桃月庵白酒独演会

行ってきましたー。 は〜、よかったあ・・・ さらさらと流れるような口調、気づけばココロは江戸の長屋に。 今回はマクラもすごくおもしろかった。 (小三治師匠がよく登場する・・・) 「抜け雀」は初めてでした。かわいい噺。

2019:笑福亭たま独演会

チケット完売してたけど、リセールでゲット!しかも5列目よ。ありがとう、キャンセルした誰か。 やっぱたま師匠、すっごくおもしろい。 声もよく通るし身体も動くし。最初に登場したときは真っ赤な(派手な柄が入ってた。正月だしな)着物で、おお色っぽいな…

笑福亭たま独演会

上方落語、恥ずかしながら初めてですよ〜。 京大出のインテリ噺家、笑福亭たま。ユーモラスな名前に似合わずなかなかの優男、期待に胸は膨らみます。 いやいやいや。すっごくおもしろかった!マクラの弟弟子とのやりとりなんか、サスガに現代的な知性を感じ…

昭和元禄落語心中

めずらしくTVドラマ見てます。 マンガのほうは2巻で挫折しちゃったんだよな〜(ひと昔前っぽいキャラクターの絵柄と、画に陰影がなくて白っぽいのがちょっと、ね)。 でもこのタイトルいいですな、語呂が。・・・ドラマはマンガのイメージそのままのキャストで…

東京行ってきた−その②

さて、今回のメインイベントへ。 この師弟は魅力満載よな〜。特に五街道雲助師匠は初めて聴くので楽しみ。 いきなりこの4人が舞台にゾロゾロ出てきたときは圧巻でした。 一朝師匠がすごく小柄で。 「今までで一番のしくじり」を披露する、というものでしたが…