言うも野暮だがイマドキはいろんな形態の夫婦がいる(いや昔からそうか)。
いい大人同士、双方合意の上であればどんな形であろうがええやないか、他人が口をはさむことではあるまい、好きにしはったらよろしいやん・・・・・・と思ってはいるのだ一応。しかし。しかしこれが自分事だとしたらどうだろう。お互いが協力しないと生計が立ち行かない、とか今まさに子育てが始まるよ、って状況の中で相方の色恋沙汰に寛容かつ協力的とか。・・・ない。無理。お断り。
そんな私には、早川義夫さんの奥様・静代さんは謎だ。わからない。
よくも「女ともだち」だなんてしゃあしゃあと言えるよなー、都合のいい女じゃん、と思いながら読み始めたのですが、あら不思議。ああ、そういうのも得難い関係なのかも。それこそ他人が口をはさむことやないな・・・・・・とフシギなあたたかさと感動があったのでした。
あけっぴろげにさらけ出す文章(←プロの物書きがやってはいけない禁じ手)しか書けない人だからこそ響くものがある。
まぁ、あとねー、こんな歌を作る人だからねー(だから許す的な)、とも思った。
「死にたくなる曲」のベスト5くらいに入りません?