an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

師弟揃い踏み

この師匠方を一気に観れるというのだから見逃せない。ましてめでたい真打襲名披露だ。口上なんて聞くの初めて。ときめくわ。

 

都会なだけでどうにもつまらんところだと常々思っていたのですが、師匠方からは「芸事の盛んな土地」というお言葉が。そうだったのか名古屋、見直したぞ!

今回は抜かりなく寿がきやの白ラーメン&生ビールをキメて、スキップせんばかりに中電ホールに向かいましたさ。あまりによく行くので大阪より迷わない。もう住めるかも!

今回は撮影タイムサービスがありました。私にしてはいい感じに撮れたわ。

 

真打昇進の皆さまは元気いっぱい。古典落語に現代的なエッセンスを交え、エネルギッシュです。おもしろかったし、余裕すら感じる。立派な真打でした。

一蔵師匠は談春と一之輔を足して割ったようなキャラクターでした(昔、開口一番でおもしろかったのでよく覚えている。競艇好きも談春と同じね)。秋に独演会があるようなので聴いてみるかな。

私などは師匠と弟子の間の世代になるのですが、なんとなく、好みとしては師匠方に傾いてきたような気がしています・・・キレッキレの笑いも楽しいが、粋でいなせな芝居噺や江戸のおおらかな人情噺、粗忽者の愛嬌、悋気な女将さん、小憎らしいこども・・・そういったものが心地よくてたまらない。こういうものは今のうちに、聴けるだけ聴いておかねば・・・!