an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

2022 古今亭文菊独演会

前々から楽しみにしてました、独演会。

 

もうほんとに東京の噺家さんは関西には全然お越しにならないのでこっちが行くしかない。いやいいんですのよ、近いもんです名古屋なんて。今回はひとつ、寿がきやのラーメンでも食ってみましょうかね・・・なんてうきうきしていたらアナタ、

・・・新幹線止まっとる。

線路に侵入した方と接触したそうです(大迷惑なのでぜひ他の方法を検討されたい)。2時間以上の遅延。あはは、寿がきやどころじゃありませんぜ。大汗かいて愛知芸術文化センターへ走ったわ。頻繁に名古屋に来るためさしもの方向音痴のワタクシも慣れたものなのでした。いやー、都会は阿呆に親切にできている。方向、わかりやすい。

それはさておき、東京から下ってきた師匠たちもギリギリの到着だったわけで、「よかった、よかったお疲れ様」としみじみ握手を交わしたい気持ちになりました。地元民の知らないところで生まれた連帯感・・・・・・が影響したのかどうか、文菊師匠よかったわ~。なんだか凄みがでてきました。色気と凄み。これって古典落語最強なのでは?

 

特に!湯屋番!!さいこう!!!

あと左甚五郎ってイイ人なんですね(神さまみたいなカンジでよく登場する。木で動物に息を吹き込み、人に福を分け与える・・・)。

前座の扇ぱいさんは元NHKアナウンサーなんですって。どうりで弁舌なめらか&さわやかだと思ったわ。このご時世にNHKから噺家・・・・・・断固支持!!

万難を排して駆けつけたかいがありました。懲りずにまた来るぜ。

 

 

↓ おいしいけど高いよね。