an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

サムルノリ(사물놀이)

韓国の伝統音楽ジャンルの一つかなあ、くらいに思っていたのですが、

農村地帯の伝統的な農楽をもとに、1970年代末に舞台芸術としてアレンジされたパーカッション・アンサンブルである。

ということらしい。現代音楽だった。

枚方市に住んでいた頃、ナゼかキム・ドクス率いるサムルノリが市民ホールみたいなところで毎年ライブをしていて(なんで枚方姉妹都市が韓国にあるとか?)、2回ほど聴きに行ったことがあるのだった。アジアンテイストのパーカッションでガムランに少し似ている(エモーショナルな金属音)。踊りながら演奏するので沖縄のエイサーにも少し似ている(もっとアクロバティックだが)。

とにかく、すっばらしくかっこいいパフォーマンスなのだ。映像を見ていてまた生で聴きたくなったなー。今も枚方に来てるの?

 


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はて、なんで枚方時代のワタシがよー知らん音楽をわざわざ聴きに行ったのだろうか・・・とつらつら思い出すに、作家の中上健次が褒めていた(韓国好きだったしな)→中上ファンである父がそれを聞きとめ聴きに行った→その話を聞いて私も興味を持った・・・という流れだったような気がする。文化というのはささやかなつながりで広がってゆくのだな、と改めて。