an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

ジェゴグを聴きに、福井に行く−その②

さて、今回の福井でのメインイベントはなにかというとこちら。


ガムランといえば、青銅のものをイメージされる方が多いだろうが、バリ島西部では大竹を使ったジェゴグが出現した。

太鼓や篳篥のような高音の笛も交じり、その演奏は「音楽」というより、呪術とか声明とか祝詞とかいった、まあつまり「あの世との交信」を思わせるようなもの。もう、ものすごい迫力。ホールにいながらにして「大地を揺るがせる」ようなものであった。
こりゃ、心身の状態がよくないと受け止めきれないかもな・・・と思うほど。


いやー、それにしてもさ。
福井ハーモニーホールってとても美しいホールなのですが、周りに何もないの!田舎にありがちな、田んぼの中に国道が1本走っているだけという。皆さん車で来るという前提なので、食事処どころかコンビニさえなく(国道沿いはナゼか自動車販売店ばかり!)、空腹のまま鑑賞することになったのでした。
・・・でも凄いものが聴けたのでよしとする。


2日目。えちぜん鉄道にのって三国方面へ。


ネットでは「広大な田園風景!」との触れ込みであったが、京都や滋賀の田舎で生活しているので、どちらかというと日常的な風景でした。


レトロな駅舎。日本海を望む温泉を楽しみました。


ヨーロッパ軒のソースカツ丼!ウマイッ!!