本日読了＆

([く]5-1)麻雀放蕩記 (ポプラ文庫)

エッセイのような小説のような。ぼろ雑巾のごとく負ける主人公の姿に大笑い･･･というか、知らない世界に興味津々の連続でした。
麻雀は小学生の時家族麻雀をちょこっとやっただけでほとんど何も知りませんが、文中に牌が出てくると『麻雀放浪記』のわくわくがよみがえりますな。もちろん、阿佐田哲也の大ファンだそうです。

ちょっと邦題がクサいのですが（･･･だって、けっこうほろ苦い話っすよ）。
『博士と彼女のセオリー』

感動サクセスストーリーかなと思いきや、これがけっこう大人な、苦み走った話で。皆それぞれに不完全だったりひたむきだったり･･･こういうふうにさらっと描いたのは粋でした。
みんな大好きエディ･レッドメインはアカデミー主演男優賞の貫禄の演技。
（ケンブリッジ大学出身！）