an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

本日読了

彼女の闘病記は書籍化(←『困ってる人』)される前からウェブ上で読んでいて、「なんとすさまじい・・・」と驚嘆したのだが、第2弾である本書もまさに驚嘆の書だった。免疫システムが己を攻撃するという恐るべき難病と闘いつつ、無謀にも単身生活に挑戦。
医療や行政の福祉システムがいかにも官僚的で始終イライラさせられるが、彼女のいうように「変えられる」ことを信じたい。


同じように、最後までユーモアを忘れなかった若い人の闘病記で思い出すのがこちらだが・・・

実はもう一つ共通点があって、それが両者のご両親。「献身的」という一言ではとても言い表せないご両親の支えに何度目頭が熱くなったことか・・・
(彼の母はたしか生みの親でなかったと記憶しているが、彼が逝った後の淡々としたあとがきも感動的だった)

どちらも、多くの人に読んでほしいな。