ひりひり賭け事アンソロジー わかっちゃいるけど、ギャンブル! (ちくま文庫)
- 作者: ちくま文庫編集部
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: 文庫
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「ひりひり」なんていうレベルでは到底ないが、私もかつては家族麻雀や花札を楽しみ、今は競馬を楽しむ者。つい身を乗り出すネタではあります(笑)。
幸田文が競馬を楽しんでいたというのはオドロキだったが(馬を見るのが好きなんだそうで、私と同じ!)、他は末井昭氏だの西原理恵子姐さんだのムツゴロウ先生だの安部譲二氏だの、そしてもちろん御大・色川武大・・・納得の顔ぶれである(黒川博行氏は!)。
「競馬」では田村隆一、高橋源一郎、寺山修司・・・と錚々たる顔ぶれがそろったが、やはりロマンのある文章が多かったな・・・いや、自分の思い入れが強いせいか(笑)。
「競艇」は蛭子能収、横山やすしのビッグネーム2本立て。最高でした。
締めくくりは色川御大の「ギャンブルの帝王、それが競輪」。さすがの貫禄です。