また関ケ原越えて行ってきた!
一朝師匠。
小柄で柔和な笑顔の風情のあるおじいさんで、ビジュアルがもうまんま「江戸のご隠居」。好きです・・・(告白)
江戸っ子特有のせわしなくてキレがいい掛け合いが始まると会場は一気に江戸の町に引き込まれるのだ。この世知辛い令和から天下泰平の江戸時代へ。いやあ、愉快愉快。
今回は「たがや」が特によかったな。風俗や所作のディテールがさりげなくテンポよくぬかりなく盛り込まれるのは、熟練の話芸といえましょう。
初めての大須演芸場。私はビル街のホールでの独演会に行くことが多いけど、こういうローカル商店街(名古屋は大都会だけどさ)にある演芸場っていいな。人とか生活に密着している感じ。ほら、末広亭だって飲み屋街のど真ん中にあるしさ。
寄る年波なので無病息災を祈願しておいた。
いい休日でした。