翌日は呉市へ。
なんちゃらライナーに乗って30分ほど、車窓からは美しい海が見え気分は高まります。今日も抜けるような真夏の青空。
呉市と言えばかつての軍港、今は海上自衛隊の街であり、また作家田中小実昌の出身地であることも見逃せません。最近では『この世界の片隅に』(観てない・・・)でも一躍有名に。
まずは駅近くにある大和ミュージアムへ。
かわぐちかいじ先生のポスターも一緒に。
館内は軍港としての呉市の歩みに始まり、戦艦大和の模型や設計図を含む各種資料や海中から引き揚げられた部品、乗組員の方々の写真・経歴・・・等々盛りだくさんの展示です。圧倒されます。
いや~、私、てっきり歴史的かつ技術的な展示物が多いとばかり思っていたのですが、大和の生還者や遺族の方の映像、乗組員の遺書や(遺書の朗読が流れる!)最期をどう迎えたかの記録などがたくさんあり、なんともいえずしんどい気持ちになったのでした(不意打ちの重み・・・)。しんどい気持ちにはなったけれども、知ることができてよかった。
さらにこちらにも足を延ばし・・・
かわぐちかいじ先生『沈黙の艦隊』を思い出さずにはいられないよ・・・潜水艦内疑似体験。こんなとこで何日も仕事するとか生活するとか・・・宇宙飛行士並みの鋼のメンタルが必要では?
はー、濃い時間を過ごしてしまった。実際に足を運んでみると発見が多いな、と改めて感じます。あちこち行きたい気持ちがムクムクと。
さ、一休みにビールでも飲むかな!