こういっちゃなんですが、名古屋という所は賑やかで大きな街ではあるけれど、今一つコレといった魅力に欠けるような気がしており、まあ特に用事がない限りはわざわざ・・・というカンジなのですが・・・
こういう会が開催されると知り、今回馳せ参じておりまして。
まだまだ落語に関しては聴き始めのシロウトにすぎぬ私ですが、なんというか、あまりにも型破りで個性的な方々よりは、きっちり綺麗な古典落語派。
(今のところ志ん朝師匠と文楽師匠がベスト・・・我ながらなんとういう手堅さ!)
なので、この並びは見逃せない。
そして、お二人とも本当に素晴らしく、京都から遥々行ったかいがあったというもの。
特に文菊師匠の「あくび指南」がよかったヨ。
この方が話し出すと、会場は一気に江戸の町になる。おかみさんが色っぽい。
いやはや本当にアナタ、私より年下か!?(←そこか)
・・・まあ、人並みに浮世の悩みが尽きぬ四十女なわけですが、ふっと気持ちが軽くなるような高揚感がありました。
これって、すごいことですよね。