会いに、梅田に行ってきた。
いやいや、講演会に行っただけなんスけどね。
町田康の文学論〜なぜ「古典」に向かうのか〜
まさしく斬新、かつ饒舌な文体と奇想に溢れた物語で独自の文学表現を確立した作家・町田康氏。その唯一無二のスタイルはどのように生まれ、昇華されていったのか。そして近年の『宇治拾遺物語』『御伽草子』の現代語訳や最新刊『ギケイキ』など古典を題材とした作品への取り組みに関し、なぜ「古典」に向かうのか、その意義や魅力、作品への想いについてお話しいただきます。
もちろん町田康のことなので、ご立派な文学論を語ろうはずもなく。
赤チェックのネルシャツっぽいいでたち、写真のとおりの髪型・眼鏡で登場。
思っていたより達者なしゃべりでした。いい声だし絶妙な関西弁ツッコミも笑えるし。エンターティナーだな。
「こぶ取り爺さん」を例にとって翻訳実践もたっぷり聞かせていただきました。
こりゃ、『ギケイキ』も読まなあかん。