「餃子をたくさん作ったから食べにおいで」との声にいそいそと妹宅へ赴くと、
チビ二人が「Newスーパーマリオブラザーズ:Wii」を携えて待ちかまえていた。
どうやら「おばちゃんを参加させたらプレイ時間延長可」とのお許しをもらったらしい。
(・・・あんまり大きな声で言いたかないが)TVゲームなど実に20年ぶりだ。
目を見張るほど鮮やかなグラフィックと創意あふれる数々の凝った仕掛け、自在に動き回るキュートなキャラクターたちにすっかり魅了され、あっという間もなく数時間が経過。・・・まったく、今時の子供が(若者もか?)1日中夢中になるわけだよ。罪作りなり、任天堂。
実はこの日は円山公園で脱原発イベントをやっていて、あの小出先生が講演に来るというので行ってみようかなと思っていたのだが、結局ギョーザと花粉とマリオBros.に翻弄される1日に。チビ相手に「ああっ、そのアイテム私が取ろうと思ってたのに!」「そこに立ったら画面が見えへんやん!どいてどいて!」とマジギレ。こんな40代でいいのか。
・・・・・たぶんよくない。
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ビリー・クリスタルが司会に復活、ちょっぴり髪が後退し、顔もちょっぴり膨らんだけど、さすがに余裕の身のこなしでさくさく軽快に執り行われた第84回アカデミー賞受賞式、毎年恒例お気に入りの画像をペタリ。
ますは、この素敵なおじいさん二人。
◆助演男優賞のクリストファー・プラマー◆
『人生はビギナーズ』は未見ですが、近作『終着駅 トルストイ最後の旅』では複雑な人格のトルストイを見事に演じていました。フォーマルもビシッと決まってるし、スピーチもとてもよかった。
『ヒューゴの不思議な発明』でジョルジュ・メリエスを演じたベン・キングスレー
(おっと、授賞式には来ていませんが!)
スコセッシのファンタジーは、映画愛にあふれた夢のように楽しい作品でした。
◆『ドラゴン・タトゥーの女』ルーニー・マーラ。(堂々、主演女優賞ノミニーでした)
スウェーデンのオリジナル版だけ観ている私、こ、こんな可愛い娘があんなコトやこんなコトをやるリスベットを演じるなんて・・・
◆助演女優賞のオクタヴィア・スペンサー、プレゼンターのクリスチャン・ベールと。
輝くドレスが肌の色にぴったりでとても綺麗です。
涙ながらの喜びのスピーチにはこちらもついホロリ。
今年は『アーティスト』の年でした。
監督もムッシュウ・デュジャルダンもほれぼれするようないい男っぷり、犬のアギーも可愛すぎる。今から観るのが楽しみだなあ。
(2012年3月14日記)