「ナンスプロイテーション」ってな言葉はじめて知りました・・・ありがとう宇多丸氏。宗教団体が話題に上がることが多い今、期せずしてタイムリーな鑑賞となりました。
大仰で笑ってしまうような俗物性と「マジか・・・!」と思わずのけぞってしまう迫力とが拮抗する作品で、新興宗教ってこんな感じだろうかと思ってみたり。
宇多丸氏のいう「“その人にとっての現実”としての幻想」VS「客観的な現実」って日常的に出現するもの。仕事柄もあって自戒をこめて思いました。他人を、わかったつもりになってはいけない。
まーそれにしても、うへえ・・・と思うような痛いシーンやエロなシーンもりもりで、何喰ったらこんな映画を撮る84歳になるのか知りたい。
原作とされる著作、ゴージャス価格やん。