an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

Björk

・・・行ってきました。

 

 

ドーム級のライブに行くのは何年ぶりかしらーなんて思いながら人波に紛れていたわけですが、この期待に高揚した怒涛の行列・・・人波・・・これは最近でもわりと体験している・・・そう、競馬場や!・・・と気付いてちょっといい大人としてどうかと思いました。はは。

神戸はポスターもなく(東京はあったよな)、開演前の音楽もなく、悪天候もあってなんだか殺風景な感じでしたね。

↓ コレね。

 

 

まあそれにしても。人々の楽しみが多様化し、なんやかんやで世の中は不景気であるらしいというのに、1万円以上の大枚をはたいて一目ビョークを観ようとこれだけの人が遠路遥々集まるなんて、いやはやすごいねえ(私?私はお大尽なのでね・・・フッ)。

年齢層も様々。髪が青かったり赤かったり、衣装が奇抜な方も。お子様をお連れの方もいたりして「自分でチケット代を稼げるようになってから来いや」と本音が出てしまったのはここだけのハナシ。

いや~しかしスタンド席。遠い、遠いな。モニターがあることを期待していましたが儚い夢でした。双眼鏡がいりますわ、これから東京で観る方。

厳かに登場したビョークの衣装は・・・白。でもって顔面がキラッキラでした。

これは仮面だな・・・白鳥のようだな・・・と想像力を働かせていましたが、現物はこうでした。

 

 

はぁ~・・・素敵。近くで観たかった。

 

 

ストリングスとビョークの声は相性抜群。いつまでも聴いていたいな・・・というライブでした。ものすごく心地よく身体に響く。声の伸びがまるでシルクの肌触りのよう。

でもって、なんというか・・・ビョークの音楽ってヨーロッパの音楽だな、長い長い歴史の“哀しみ”みたいなものを表現できる人だな、と。

 

ずいぶん前の映像ですが、この時とあんまり変わってない。

すごく好きな曲。幼稚園児以下の私の英語力でも「エモーショナル」「ランドスケープ」「エマージェンシー」「ハウ、ビューテフォ」は聴きとれる。

 


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「ドモ、アリガト!」可愛かったね。

日本がお好きだということなのでまた次回あるかな?