an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

寂聴さん

うん、どちらかというと苦手だったな(控えめな言い方)。

いやぁ、己の男遍歴を小説にして「官能」とか言われても・・・とか、好きなのは六条御息所と朧月夜?いやぁ、あまりにもまんまですやん、おもんないな・・・(注:私の源氏物語知識は大和和紀あさきゆめみし』がすべて)とか、いやぁ、青空説法に嬉々として行く人とかカンベン・・・などと偏見で満ち満ちた目を向けていたのでした。

しかし、著作を読んだら読んだで「・・・うむ。おもしろい」となったことも度々。

そこはプロフェッショナル、わたくし如きの偏見など物の数ではない。

 

・・・でもこうしてみると「興味のある人」を題材にしたものしか読んでないな・・・

 

最期まで本当にしゃきしゃきした、エネルギッシュな人でしたね。

そこは見習いたい。・・・無理だけど。