an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

無表情の少年ヒーロー−『犬ヶ島』を観る

落語の翌日、特に見るべきものもないので(おなじみ名古屋ディス)、映画を観に行ってきました・・・


伏見駅すぐのミリオン座。京都でいうところのみなみ会館(復活はまだか!)や出町座のような小劇場。中にはカフェや雑貨売り場などもあり、ポスターの配置もおっしゃれー。好きだなー、こういうとこ。



タイムスケジュールもばっちり、ウェス・アンダーソンの新作、ストップモーションアニメ『犬ヶ島』を観ました。




なんとまあユニークな映画でございましょうか。
宇多丸氏がいう「計算しつくされたシンメトリーな構図、奇想天外なオリジナルストーリー、なんといってもオシャレでかわいい!!」が満喫できる作品でありました。
しかも日本が舞台っていう、ほわんとした微妙な日本語アクセントもよい風味。
そしてアタリ少年の無表情がシュールでね〜、なんか亡霊みたいにみえるの(笑)。

秘宝のレビューでは「柴犬とか秋田犬が入っててほしかったな」みたいなことが書かれてたけど、私もそう思う!日本犬!!