an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

ある冬の日

・・・いやもう今年の冬は本当に寒い。寒すぎる。今日も今日とて冷たい風。
この厳寒は身体活動のみならず(やたらとお腹がすくし何時でも眠い。just like a冬眠)、精神活動にも大いなる影響を与えている。
勇んで手にした片岡義男の『日本語の外へ』(著者ならではの一筋縄でいかぬ日本人論)は遅々として読み進まず、観る映画も『海炭市叙景』より『ソーシャル・ネットワーク』、『白いリボン』より『アンストッパブル』、若造どものばかばかしい狂騒とか無謀で熱いおじさんたちの活躍で気を紛らわしたいという為体。

ここは暫し、首をすくめて春が来るのをじっと待ちたいところ。
そうそう、3月にはP・クレーが、5月には青木繁が、6月にはフェルメールがやってくる!
あたたかくなったらぜひ皆さん、桜とともにアートを楽しみに京都へお越しください。

日本語の外へ (角川文庫)

日本語の外へ (角川文庫)


(2011年2月18日記)