・・・実は“かわいいもん好き”なのである。
旅行先で、バカ面ネコが一面に描かれたがま口とかりんごキューピーのストラップとかをついうっかり購入してしまう、それが私。・・・人は見かけによらないのである。
かわいい本といえば絵本。
私のこころをとらえて離さない絵本たちを一部、ご紹介しましょう。
すっきりデザイン化された造形とvividな色遣いが好ましい。
Dayal Kaur Khalsa『THE SNOW CAT』
それにしても・・・この程度の英文でも四苦八苦の私、英語力が幼稚園児以下ということが判明(笑)。けっこうぐっとくる物語だったりするんです。翻訳版はあるのだろうか。
最近映画化されて話題になった『かいじゅうたちのいるところ』でおなじみ、
モーリス・センダック『A HOLE IS TO DIG』
子どもと子犬と子猫がかたまりになって笑ったり泣いたりしているところをペン1本でシャシャッとスケッチ風に画いてみたけど、どうかね?という風な、どちらかというと地味な作品なのだが、ちっちゃい子らが表情豊かでたまらなくチャーミング。
そして、柴田元幸さんのエッセイの挿絵でおなじみ、
きたむらさとしさんの『WHEN SHEEP CANNOT SLEEP』 より。
この人のイラストからはいつも透明でひんやりしたイギリスの風を感じます。(・・・行ったことないけど)キャラクターデザインがいつもおとぼけ風味にユーモラスで、甘すぎないところがいいな、と。
説明不要の名作ユリー・シュルヴィッツ『DAWN』
じいさんと孫、あるいはばあさんと孫、という組み合わせにめっぽう弱いわたくし。(モチモチの木!)大事に手元に置いておきたい一冊。
・・・うーん、こうしてみるとやはり「かわいい」となれば動物かチビだね(笑)。
(2010年4月30日記)