直木賞作家にもミステリにも暗い私だが、髙村薫の小説は以前から愛読している。 初期の『黄金を抱いて飛べ』とか『神の火』とかいった作品は、銀行地下から6トンの金塊を盗み出すとか、原発に侵入して原子炉の蓋を開けるとかいった、「ひとつ、デッカイこと…
以前取り上げたグルジアもそうだが、イランという国も、まあたぶん生涯訪れることはなさそうだし、ペルシアという古名から漂う漠然としたイメージはあるものの、「よく知らない外国」のひとつだ。今回は、その「よく知らない外国」で生まれ育った女性たちが…
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