an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

裁判という欺瞞−『三度目の殺人』を観る

これは・・・通常のミステリを期待すると消化不良になりますね。
この感じが是枝風味・・・うん、わかる。
悪くないとは思いましたが(上から・・・)、こう、もう少しキレとか凄みみたいなものが欲しいかな〜、そう、例えば黒沢清作品のような・・・(いやそれは無理)。

役所広司がすっかりお爺さんなのに軽く驚きますが、福山雅治吉田鋼太郎が「同期でタメ口」なのが最後まで気になった(笑)。いやどう見ても上司じゃないの鋼太郎さん・・・
あと、最近の斉藤由貴は「恐メルヘンおば」で大変ナイスです。山岸凉子作品を映像化してください。