an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

東京大衆歌謡楽団

・・・のライブに行ってきました。


戦前・戦中の昭和歌謡、興味ありませんか?ありますよね?私はある!!って勢いで行ったのだが、いや〜観客ほとんどが高齢者・・・肩身狭い・・・(映画『祇園祭』鑑賞時以来の居心地悪さ・・・)。イマドキの若者は好奇心が足りないよっ!

なんと演奏者は皆30代の若者。
富山出身の郄島四兄弟(上から孝太郎、雄次郎、龍三郎、圭四郎・・・ってドラマみたいな名前やな)、皆ポマードで固めた髪を七三にキッチリ分け、ボーカルで長男の孝太郎さんはダブルのスーツ(絶対暑い。死ぬ)にロイド眼鏡、のびやかなテノールを響かせる。
「憧れのハワイ航路」なんて感動的だったな。

知らない曲がほとんどだったけど、異国情緒たっぷりの曲、なんかカワイイ曲、思わず口ずさみたい曲(「お富さん」とかね)などが満載であった。日本語ってすばらしい。
アコーディオンの雄次郎さんの解説も手慣れていて素敵でした。平成生まれの圭四郎くん、バンジョーがなんとなくぎこちなくて可愛かったぞ。

いや〜、これは思わぬ収穫であった。ぜひまた行きたい。