an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

本日読了

聞いたことはあるけれどハテどんな話だったか・・・と思いつつ、近藤ようこさんのマンガで。

仏教色が濃い因果応報伝説なんだけど、どことなく薄気味悪いムードが漂いますね(大蛇との交わりとか、照手姫がもの狂いを装うとか、餓鬼阿弥とか・・・)。好みです。
その異形の二人がたいそう魅力的で、歌舞伎や浄瑠璃になったというのもわかる。イメージが造形しやすいというか・・・

いやぁ、日本の古典はまだまだ知らないことが多いなあ。
ところで、近藤ようこさんの絵柄は杉浦日向子にだいぶ影響受けてるような気がするけどどうなんだろ(あるいは逆?)。