an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

本日読了

 花田清輝埴谷雄高佐々木基一平野謙荒正人伊藤整などのお歴々。(中略)やがて幕が開くと、ずらりと並んだ椅子に出演者が総出で並んでいた。
 司会は荒正人さんがしていた。ごく謹厳な、学校の先生のような感じのするこの人を除いた以外の、すべての男たちが、文字通り、目のさめるような美男子揃いなのに、私は仰天してしまった。
それから、誰が何を話したのか覚えていない。私はただ歌舞伎の舞台を見るように、美しい文士たちの風貌に見とれてしまっていただけであった。

さっすが寂聴、まず容貌に目が行くよ(笑)。
しかし、このメンツ(「近代文学七人の侍!)はすごい。私も見たかったぜ。