鑑賞しましたが、このタイトルの意味はわかんないですねえ。マンガファンの方には説明いらずなんでしょうか。
いやはや。最近はBLだの腐女子だのと一部で盛り上がりをみせており(大昔からあるジャンルですが)、私などの門外漢でも「おっさんずラブ」や「きのう何食べた?」などを楽しんだりしているわけですが、これらはまさにファンタジー、恋愛にまつわる生々しさやリアリティはほとんどありませんでした。スイートなエンタテイメント。
しかしこれは違ったな。生々しい。恋する者の感情が、息遣いが、ある時は穏やかな日の光のように、ある時は纏わりつく粘着性の黒い液体のように姿を現す。リアルでした。
「来る女拒まず」、淡々と受け入れては捨てていた男(悪気はないが情が薄いタイプね。内田春菊のマンガに出てくるみたいな)が、狂おしい恋に落ちていくさまが見所です(成田凌氏はもちろんうまいです)。
ジャニーズの方だというので、ええっ、こ、こんな役してダイジョブなのか?と思って普段の姿を見てみたら、金髪にムラサキのスーツとか着てそうなモロにホストなビジュアルなので笑ってしまった。芸能人らしくていいですね。