佐野洋子が余命宣告を受けた後に高価な外車を買って乗り回し、死ぬまでタバコを吸ってたことにものけぞったものだが、この姐さんもタフだねえ･･･やはり女は強いのだ。
乳がんに人工股関節に今度は大腸がんか･･･満身創痍だな。しかし、年を取るというのは程度の差こそあれ、こういうことなんだな。
著者の人柄が、浮世離れしているようで芯はしっかりしていて･･･達観したようなお言葉もあれば子供みたいな本音も出てくる（下ネタもお好きらしいぞ。ホンマか。笑）。まあなんとも率直で気持ちのいい本でした。老親の介護、自身の病気、いろいろとしんどいことを乗り越えるための「教科書」にはならないけど、少し元気が出るよ。
