私は仕事柄、時には警察が介入するような人物とも接することもあるわけですが、
いや~これはずいぶんと難儀な人と関わっちゃったな、という。
著者の代表作は未読なのでよく知らないものの、とても聡明そうな印象を持っていたので、もっと早くヤバさに気づくもんでないかいと思ったが、気づいたときには遅かったんだろうし、なにしろ男女のことなのでそう単純な話でもないのだろう。
加害者の恐るべき執着も(ある意味)興味深いが、被害者となった時にどう動くかという実践の書にもなっており(公的機関の対応にはだいぶ問題あり。徐々に改善していることを願いたい)、経緯もスリリングで読み応えがありました。
・・・今は安全にお住いなのかしら。気になる・・・