an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

本日読了

見知らぬオトカム―辻まことの肖像

見知らぬオトカム―辻まことの肖像

池内紀辻まことって・・・あんま共通項が思いつきませんが。

登山と狩りを愛し、多くの人に愛された。なのに画と文章に漂うのはほろ苦いアイロニーと深い孤独。そんな彼の姿をそっと後ろから追ってゆく本書なのですが、う〜ん、正直なところ私としては・・・

山本夏彦(!)とどんな感じでイヴォンヌを取り合ったのか、とか
矢内原伊作(!)の彼女をどうやって奪ったのか、とか

そのへんの下世話な話をもう少し知りたかったのであった。ははは。