an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

本日読了

「パリでこーんな美味しいもの食べちゃったヨ!」というありがちなエッセイかと思いきや、「メシを食う≒稼いで暮らす」だったのだ。うん、それは興味あるな。

今どきはヒョイと気軽に外国へ行ってそのまま暮らしちゃう、なんて人がそれほど珍しくはないんだろうけど、それにしてもおフランスはキツそうだな、言葉が話せなかったらサル並みの扱いしかされないんだろうな・・・ってな印象がある。まあけっこうな辛酸をなめたのでは・・・と読みすすめると、なんともエネルギッシュな人たちばかりが次々と登場し、幸運と才能に恵まれ、恋も勉強も全力投球(もちろん、今風のゆるい感じの方もおられますが)、自らの力でばりばり人生を切り開いていくので呆気にとられました。みんなスゴイ。ドラマみたい。まんま情熱大陸

共通しているのは、それぞれ専門的なスキルを持っていて、あまり躊躇せず未知の世界に飛び込む無謀さかな(勇気ともいえる)。思いきりがいい。(それで躓いて再起不能、というパターンも多かろうと思うが、まあ本にはしにくいわな)

異文化で働き、住むことを選択した人たち。ほんのりとあこがれを抱きます。