an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

2019-03-10から1日間の記事一覧

甘く切なく狂おしく-『君の名前で僕を呼んで』を観る

北イタリアの夏の休暇、まるでギリシャ彫刻のような少年と青年のひと時の恋。 さすがに王道ですな、J・アイボリー先生。 フランス語で愛を語り、バッハをリスト風にアレンジして弾きこなし、湖の畔で哲学書と戯れる・・・いや~、ヨーロッパ産早熟男子には脱帽で…

本日読了

愛の渇き (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1952/04/02 メディア: 文庫 クリック: 7回 この商品を含むブログ (32件) を見る 格調高い昼メロであった・・・なんという派手な展開。 いやもう、イヤな感じの女を書くのが本当にお上手…