全68話視聴しました!
いや~おもしろかった。
物語としては戦、謀、戦、謀、戦、死・・・の繰り返しなんだけど、登場する人物それぞれに派手な個性があって(大陸的!)なんとも魅力的。そういうところが今日まで読み継がれ、マニアを輩出している理由なんだろうな。
人形劇よりさらに大量の難読氏名武将が登場しては(一発屋あり)戦い、驕り、共謀し、裏切り、病気に倒れ、いつの間にか息子が成長してて出てきたりするのだけど、さすがは吉川英治の筆。さらさらとおもしろく読ませてくれる。ドストエフスキーより全然わかりよいので小学校高学年頃から読むがよいよ。
人形は皆憂い顔なのだけど、陰影のつけ方と素晴らしい動きで実に生き生きと様々な表情をみせてくれる。
最近、なんとか孔明というマンガ(ドラマ?)があったみたいだけど、私の諸葛亮孔明のビジュアルはこれで決まり。完璧。森本レオさんの声もいい。
紳助竜介の解説や飛び入りも最初「ウザいな・・・」と思ったけど、戦乱の世界の中でホッとする笑いのアクセントになっており、最終的に愛着がわきました。はは。