年末の楽しみの一つをもう消化してしまった・・・
今年は当然ながらコロナの話題が多かったですが、そそられる映画紹介も多かった。
中でも、4時間超というフレデリック・ワイズマンのドキュメンタリー『ボストン市庁舎』が観たい。中野翠は長時間でもまったくダレることがなかったと言っている・・・
職員と市民の一対一の対話を次々と見せてゆくだけの超シンプルな構成なのだけれど、さまざまなことを考えさせてくれる。気付かせてくれる。
役人はエラソーではないし、市民は卑屈になったりも横暴になったりもしない。難題をいっしょになって考えましょうーというスタンス。
・・・サンデー毎日の編成が変わってこのコラムが1ページに減るらしいのだけど・・・じゃあ単行本は2年に1回になるのか?中野さんは「2ページはちょっとしんどい」的なことをおっしゃっており・・・うう・・・じわじわさみしい。