このメンツでなきゃ茶番的大騒ぎに終わっていたのでは・・・
いや~、シニカルでブラックでちょっぴり品がなくて最高の現代的パニック映画でした。実際こんなふうになりそう、というリアリティもあるし。
堂々オスカー女優メリル・ストリープとケイト・ブランシェットがそれぞれあくどい女を楽しそうに演じていたのがよかった。
ディカプリオもいつものように熱演でした。眉間にも額にも深い皺、髭面と肉付きのせいか一気におっさんになりましたがいい役者ですね。
そしてマーク・ライランスの、変にふわふわした余裕を醸しつつも(あのしゃべり方は・・・)抜け目ない富豪がイイ!
・・・1人ひとりのキャストが濃すぎてホント目が離せません。ぜひスクリーンで味わってください。