ふふふ、シッカリ2時間楽しませてくれるなあマーベルもの。
ゴージャスな映像(ゴージャスすぎてゲーム画面みたいだなって。アレ?)、切れ味抜群のアクション(銃撃戦よりこういう肉弾戦が好きだなー)、意表を突くカッコいい音楽(ホテル・カリフォルニア!)、現代風ユーモア、そして強い女たち!
後半はファンタジー的な楽しさもあるのよね。龍の登場シーンが秀逸でした。造形美。ドラゴンは東西どちらの世界に登場しても絵になりますな。
主演の方は地味めのイモ兄ちゃん、という風で(失礼な)、濃い優男トニー・レオンと親子というのがなんとなくヘンでした。はは。でも、こーゆー“そのへんにいそうな男が実は・・・”ってのが狙いなんでしょう。彼女(友達?)もしかり。
そしてアナキンとルークばりの親子の確執が派手でアツかったです。さすがはハリウッド、東洋味薄いぜ(褒めているのか)。
トニー・レオンはいつまでも青年顔で老け知らず。彼の作品でのオールタイムベストは何といっても・・・台湾ニューウェーブ侯 孝賢の『悲情城市』。
そして次に好きなのが『インファナル・アフェア』。みんな観て!
いつかもう一度観たい、大好きな映画です。