いや、以前はですね、わりに本格的に作りこまれた海外ドラマしか観なかったわけですよ。ところが最近、なーんも考えずにのほほんと観られる日本製ドラマが案外たのしい。
フッ・・・疲れているのかしら。
あまりにも評判がいいので観てみたのさ。
「・・・リアリティのかけらもねえな」とか斜に構えて観てたのに、あらフシギ。なんだかきゅんきゅんしてきたではありませんか、こんな私が。
役者さんが皆キュートで愛すべき作品でした。リアリティのかけらもないけどな。
落語が絡むとなんとなく観たくなる。クドカン(同世代の星・・・だろうな)だし。
たけしの志ん生はノーコメントだが、松尾スズキの橘家圓喬のたたずまいはなかなかいい。全編に漂うコミカルなムードと、オープニングテーマの祝祭感も好ましい(横尾忠則御大&山口晃画伯!)。
まあ、こちらもほとんどファンタジーとしてたのしむ感じですね。
ま、なんにしろこうして好きなものが増えていくのはウレシイ。