Ｄ・クレイグがちょっぴりおとぼけなカンジの探偵なんだけれども、老けも入ってもともとの顔が深刻なのでイマイチしっくりこないんだな、これが（そのミスマッチ感がイイ、という方もいるかも）。
密室殺人（疑）ミステリーなんだけど、いや～、この家族が皆いい感じに腐っていてよかったです。
外国映画にちょくちょく登場する、苦み走ったおばあが好きで。髪がマッシロで派手な服着てタバコふかして毒を吐く、というイメージの（最近では『アイ，トーニャ』のアリソン・ジャネイが最高でした）。わたくしも精進して目指したいところです。
犯人は最後までわかりませんでした。
おもしろかったです。
これはまた最高なヤツじゃん。
キャストが豪華（常連も）。
今ハリウッド中の役者が出演したい監督の1人でしょうな。
･･･私くらいの年代だと加東大介さんといっても映画『七人の侍』の中の1人だったかしら、くらいの認識でしょうか。
名著とうわさの本作、やっと読みました。いや～、戦場（しかもニューギニア戦線！）にこんな場があったなんて本当に驚きだ。ジャングルで敵に囲まれ餓死者が続出し明日をも知れぬ状況の中で、舞台を建て衣装を作り女形が流し目を送る。
やっぱり人は物語に、芸術に救われるものなのだなあと感じ入ります。
タイトルにもなった「関の弥太ッぺ」の雪景色号泣シーンもさることながら、登場人物がそれぞれとても魅力的に描かれています。
中でも、博多仁輪加が得意な怪僧（イカつい顔にまっ黒なヒゲが一面に生えている）篠原竜照軍曹に注目だ。なんと“ミスター・ゴーマニズム”、小林よしのりの祖父なんですよね。･･･いろいろとアツい家系であるな。
やさしい筆致で読みやすく、若い人たちにもぜひ読んでほしいです。
みんな大好きタランティーノ。現代アメリカ映画を代表する、スタイリッシュでエキサイティングで血みどろな。
そう、私はちょっと苦手なのだ。バイオレンスが過ぎる。
おもしろいなと思ったのは『パルプ・フィクション』。あれでギリギリだ。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はいつか観る。
それにしても、このポスターは最高にかっこいいな。
（『ジャンゴ』は観た。キツかった･･･）
